2025年8月に福島の東京電力廃炉資料館へ行きました。
資料館の内容、感じたことを記します。
廃炉資料館へのアクセス・付近の状況
施設の公式ホームページは以下です。
場所は福島第一原発と第二原発のちょうど真ん中あたり。いわきから電車でも車でも1時間程度の富岡駅から歩いて10分くらいの場所です。
施設をすべて見るには2時間は必要でした。
ちょうど訪問がお盆の時だったので残念ながら施設の方のツアー方式での説明を聞くことはできませんでしたが、予約した方がいいように思いました。
付近の状況ですが訪問時点では住居もビルもまばら、お店はコンビニ以外はあまりありません。
廃炉館ロケーション
資料館の内容
資料館では大きく分けて2つのことについて資料が展示されています。
1.福島第一原発・第二原発の現状、今後
2.事故の際に何が起きたか
福島原発の廃炉の現状・今後
廃炉は30~40年かかって行われるということです。つまり道半ば、というより途上中が正確な表現になると思います。
廃炉の工程は直列ではなく、巨大な施設のためいくつかの作業が並行で行われているということでした。
2025年現在は「汚染水排出」が行われた年です。海への影響の検証方法、その検証結果についての資料が心に残りました。
事故の際に何が起きたか
当時の再現映像と、原発の施設へ起きたこと、そして作業員の方々の対応が展示されています。
感じたこと・考えたこと
ここまでに記載したことはほんのさわりです。廃炉について知りたくなったら自ら訪れたり、その情報へ気を配る必要性があると思います。
感想として廃炉はたった今も行われ続けている、ということを息遣いのように感じました。
おそらく次に訪れることができたら、展示の内容も更新されているだろうとも。そうなっていなかったら声を上げなくてはいけない、と戒めて。
私は原子力発電所で発電された電気を使用することに向き合います。
向き合い方を考え続けます。今後の行動をもって示します。
※いくつか撮った映像を
[世界的にも原子力発電所は廃炉が行われていて、国内でも同じです]

[福島第一原発は1~4号機がありそれぞれが現状に応じて廃炉への対策が採られています]

[1号機は水で満たされ続けているため水中ロボットで調査・対応が行われています]

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