2025年3月にIPAの情報セキュリティマネジメント試験 を受けました。
結果は合格! プロセス、本試験について感じたことを以下に残します
【まとめ】
- 資格取得にかかる金額は 約10,000円
- 資格取得にかかる勉強時間はIT従事者で20時間、初心者で40時間
- 資格取得のメリットは今後の情報セキュリティとの向き合い方がわかること
はじめに 資格・試験の意味
試験ページの「情報セキュリティマネジメント試験とは」に記載には業務で個人情報を取り扱う方におすすめ、とあります。
と、いいながらも個人としても情報を取り扱わないことはインターネットを利用している限りはあり得ません。
ネットサーフィン、SNS利用は自分個人の情報をもって徘徊しているようなものだからです。
試験日現在での情報セキュリティのトレンド、そして情報をめぐり存在している脅威・リスクを知るうえで本試験は意味があると思い受験に至りました。
試験開始前 申し込み
申し込みはインターネットから気軽にできます。パソコンが置いてある会場へ出向いて受験する「CBT方式」です。
登録は↓から
試験料7,500円、試験会場、年月日、時間帯まで! IPAのマイページから丁寧な案内の元で申し込みまでできます。
※それでもCBT方式は初めてだったので不安はありました。。が静かで集中して受験できました!
試験開始前 勉強方法
テキストは1冊のみで勉強。
情報処理教科書 出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント 定価1,958円(税込) ↓です。
古本による過去の版での勉強は絶対にNGです。過去のバージョンではセキュリティホールを突かれます。日々変わる内容なので勉強を始める際には最新のものを購入して使用した方がよいでしょう。
一度通して読んで、サンプル問題を解いて合格ラインを超えていれば安心して試験に臨めます。合格点は1000点満点の600点以上。テキストについている問題で750点以上取れたらまず合格できる、という感覚です。
試験勉強の目安ですが、1ページ1分ほどでよめて約600ページなので、10時間ほどが1サイクルです。これでサンプル問題を解いて750点を超えるまで繰り返せばいいので、一読でクリアできれば10時間、が最低勉強時間になります。
超えなかったら、、、、、大丈夫。試験日は、結構直前まで変更できます。これもCBT方式のいいところ。
※これはあくまで試験に合格するための勉強方法。情報セキュリティの知識獲得・知識更新は永遠に続きます。テキストを読んで気になったところは心のメモに記して。
試験受験、試験時間の使い方
試験の概要にも記載があるのですが[科目A]、[科目B]という区分があるのですが、区分内容は以下です。
区分 | 問題方式 | 備考 |
科目A | 一問一答形式 短文の問題文でそこから回答を選択 | 配点:通常 |
科目B | 形式は一問一答だが長文を読ませ、そこから回答をさせる 情報セキュリティのケーススタディ想定 | 配点:高い そもそも長文読み込みに時間がかかる |
科目Bは1問あたりに時間をかけた方がよいです。
時間をかけなければいけない、ではなく「かけたほうがよい」になります。ですので科目Aはさらっと回答して、残りの時間をすべて科目Bにつかう、がよい試験時間の使い方と思いました。ですので堅く点数を伸ばすには全試験時間を使う必要はあります。
試験結果確認
前述のとおりPCでの受験になるのですが、具体的なボタン名は覚えていないですが「終了」「完了」みたいなボタンを押すとすぐに結果がわります。
そしてIPAの試験マイページにすぐにその結果は反映されます。
。。味気ないです。
↓のようにマイページでは表示されます。

幸いにも合格だったので合格証書送付を待ちました。
資格認定証送付
3月20日に受験したのですが、合格証書の郵送は5月中旬でした。これはただ待つだけです。
でも、、紙での証書は今、どうなんですかね。証書不要としたら受験料が安くなるなら私はその方がいいです。

おわりに 合格のためには、そして今後
ここまで合格へのプロセスを記しましたが、あくまで試験合格のための内容になります。
試験結果はあくまで結果なので、本試験の目指すところは、、
情報に接するにあたって存在する脅威、リスク、攻撃を正しく知ること
になると思います。
生活を豊かにしてくれるインターネット、システム、PC、スマホについて正しく理解し、把握して接することで安心して利用できます。
そしてこれらのツールを使い続ける限り、この知識をアップデートしていくことも必要、と改めて感じました。
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