暗渠・開渠 ランニングルートマップ - Google マイマップ
東京の暗渠・開渠を中心にランニングルートを記録・公開します
はじめに
暗渠とは、実は定義は定まりません。
一般的にはかつて水路だった場所が地下に埋められている土地を指します。
東京都内でいえば、①景観②河川氾濫防止などの安全性③有効な土地利用
が主な目的です。
この暗渠ですが、ランニングとの相性がとてもいいです。理由は次の通りです。
- 勾配がゆるやかで、一定のペースを保ちやすい
もともと水の流れを前提に作られた地形のため、坂がきつくありません。登り下りが少なく、初心者でも無理なく走れます。 - 主要幹線道路との交差が少なく、ストレスが少ない
暗渠はかつての川筋をたどっているため、車の多い大通りを横断することが少なく、信号待ちも少なめ。集中して走り続けられます。 - 緑道や歩道として整備されていることが多く、安全で静か
暗渠の多くは緑道として再利用されており、車が入れない道も多いです。緑が多く、鳥の声や風の音が聞こえるような落ち着いた雰囲気で走れます。 - 直線的なルートが多く、テンポを崩さず走れる
河川の名残で、長い直線が続く区間が多いのも暗渠の特徴。スピード練習やインターバルトレーニングにも向いています。 - 橋跡やわずかな起伏がアクセントになる
まっすぐすぎず、時折あらわれる段差や橋の跡がリズムの変化を生みます。単調になりがちなロードランに小さな刺激を与えてくれます。 - 街中にありながら、静かでアクセスしやすい
暗渠は住宅地を縫うように通っており、駅や商店街からも近いことが多いです。仕事帰りや朝ランにも取り入れやすいロケーションです。 - 日陰が多く、夏でも比較的涼しい
緑道には街路樹が並び、建物の陰になる区間も多いため、炎天下でも比較的快適。風の通り道になっていることもあります。 - かつての川の名残をたどる「発見の楽しみ」
暗渠標識や旧橋名板、側溝跡など、昔の流れを感じさせる痕跡が点在。走りながら街の歴史や地形の変化を感じられます。 - 交通量が少なく、安心して走れる
車が入らない区間が多く、歩行者・自転車中心の空間です。夜ランや親子ランにも向いています。
一方で基本的には歩行者向けの道となっていることが多いので、散歩をされている方もいますし道幅が狭い個所もありますのでランナーとしてのマナー意識が不可欠であることも書き添えます。
快適に走れて、かつ季節・歴史を感じることもできる。
こんな素晴らしいことはないですよね。
暗渠のランニングについて実践をもとに評価して書き残していきます。
暗渠・開渠ランニングルート評価一覧
評価一覧はこちらにてまとめています。
本記事で作成した暗渠マップ
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