GoogleフォームでForm Builder for Sheetsを用いて問題集、クイズ、テストを自作する

仕事

はじめに

Googleフォームは、アンケートやテスト問題を簡単に作成できる便利なツールです。
しかし問題数が多い場合、1問ずつフォーム画面から入力するのは非常に手間がかかります。
そこで役立つのが 「Form Builder for Google Sheets」 というアドオンです。これを使えば、Googleスプレッドシートにまとめた問題集を一括でフォームにインポートできます。

この記事では、Form Builderを使って効率的に問題集を作る手順を紹介します。


事前準備

  1. Googleスプレッドシートを用意する
    • 問題文・選択肢・正解などを整理した表を作成しておきます。
      生成AIに資料やお題を渡して依頼するとCSVなどで問題は作成してもらえます。
    • 例: 「Mリーグに関する四択問題を5問作成してください。 Googleフォームで問題集にしようと思います。」
  2. アドオンのインストール
    • Googleスプレッドシート → メニュー「拡張機能」 → 「アドオン」 → 「アドオンを取得」

    • Form Builder for Google Sheets を検索してインストール

Form Builderでのインポート手順

  1. スプレッドシートでForm Builderを起動
    • 「拡張機能」→「Form Builder」→「Start」を選択


  2. インポート元の指定
    • 作成済みのシートを選び、問題データが入っている範囲を指定



      ※各項目は作成したデータの形式に合わせて選択してください
  3. Googleフォームを新規作成または既存フォームを選択
    • 「新しいフォームを作成」または「既存フォームに追加」を選べます


  4. インポート実行
    • 問題が一括でGoogleフォームに反映されます

クイズ化の設定

  • フォームの「設定」→「クイズ」→「クイズにする」をON
  • 各問題に配点が反映されているか確認
  • 正解の設定がシートから自動で反映されない場合は、フォーム上で修正します


活用ポイント

  • 大量の問題を一気に登録できるため、試験対策用の練習問題や社内研修用テストに便利
  • 問題内容をスプレッドシート上で編集できるので、後からの修正も容易
  • 問題集を別のGoogleフォームに再利用することも可能

注意点

  • 無料版Form Builderではインポート数に制限がある場合があります
  • 組織のGoogleアカウント(独自ドメイン)ではインストール制限がかかることがあります。その場合はGmailアカウントで試すと動作するケースがあります

まとめ

「Form Builder for Google Sheets」を使えば、Googleフォームへの問題登録作業を大幅に効率化できます。
1問ずつ入力する手間を省き、問題集の管理をスプレッドシートで行うことで、更新や流用も簡単になります。
Googleフォームで自作問題集を作るなら、ぜひこの方法を試してみてください。

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