最近、PCの前で作業をする時間が増えてきました。
そんな中、ふとニュースが気になってインターネットを見てしまい、気づけば作業の流れを見失っていた…ということがあります。
逆に、作業にのめり込みすぎて時間の感覚がなくなり、精神力を消耗してその後の予定に支障が出ることも。
こうした「道草」と「没頭」の両極端をうまくコントロールする方法として、Windowsの標準機能とSpotifyを組み合わせた作業環境を整えたところ、かなり快適になりました。
ポモドーロ × Windowsクロック × Spotify
やったことはシンプルです。
「ポモドーロ・テクニックを、Windowsクロックの“フォーカスセッション”機能で実践し、さらにSpotifyで気分を高める」
という組み合わせです。
以下にそれぞれの詳細をご紹介します。※Windows環境での話になります。
ポモドーロテクニックとは
ポモドーロ・テクニックとは、作業と休憩の時間を一定の間隔で繰り返すことで集中力を維持する、タイムマネジメントの方法です。
たとえば「25分作業+5分休憩」を1セットとして、数セット繰り返すことで疲れを最小限にしつつ、生産性を保つことができます。
詳しくはWikipediaなどを参照してください。

私自身は、休憩時間をもう少し長めにした方が効率がいいと感じており、実践を通じて自分に合う配分を調整しています。
Windowsクロックの「フォーカスセッション」で集中をサポート
Windows 11には標準で「クロック」アプリが搭載されています。
その中にある「フォーカスセッション」機能が、ポモドーロ・テクニックを実践するのに非常に便利です。
起動方法

1.タスクバーの検索ボックスに「クロック」と入力
2.アプリを起動 → 左メニューから「フォーカスセッション」を選択
起動すると以下のような外見のアプリが。

機能のポイント
- 作業時間(フォーカス)と休憩時間をタイマーで管理
- セッション中は「集中モード」と連動し、通知(メール・ニュースなど)を遮断
- 作業の履歴や目標設定も可能
最初は「ただのタイマー?」と思いましたが、通知遮断機能が意外とありがたく、PCやスマホのアナログタイマーよりも一歩進んだ快適さがあります。
セッションが終了すると、ささやかなメッセージが表示されるのも嬉しいポイント。
ちょっとした言葉でも、思いのほか人の気持ちは救われるものですね。

※サインインして使うと、自分の作業履歴が保持されるようになります。

Spotifyと連携して気分もコントロール
フォーカスセッションを開いたとき、右下に「Spotifyをリンクする」というボタンが表示されていました。試してみたところ、これが予想以上に良かったです。

できること
- 自分のSpotifyアカウントを連携すると、フォーカスセッション中に音楽を再生可能
- プレイリストやアルバムを選んでおくと、セッション開始時に自動で再生
- BGMとしての音楽が、集中力や創造性の後押しになる
表示されているコンテンツから選択しておくとフォーカスセッション開始で自動でそちらが自動で流れます。

音楽の種類や音量次第で、集中したいときも、気分を上げたいときも、環境を自在に変えることができます。
創作や作業に音楽の力を取り入れるのは、とてもおすすめです。
私が最近よく聴いているプレイリストはこちら👇
最後に
作業も、仕事も、生活全般も、「気分よく向き合えるかどうか」はとても大事だと思っています。
ただこなすのではなく、どうやったら気持ちよく・前向きに取り組めるかを考えるだけでも、日々の充実度は大きく変わってきます。
「滝に打たれたら1か月元気になる」とか、「ごはんが楽しくなる工夫」とか、そんな視点での小さな仕組みをこれからも試し、書き残していきたいです。
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